“電気を使用しない” 空圧制御方式薬液供給装置
キャニスター缶を使用するための部品をコンパクトな筐体に一体化しました。
設置後N2、排気ラインを接続するだけですぐに使用することができます。
特徴
・N2(またはCDA)を利用した空圧制御システム
・関東化学製キャニスター缶をそのままご使用できます。
・使用前後に配管内の残液をブローすることができます。*1
・マニュアル吐出とタイマー(一定量)の文注ができます。*2
・使用後は圧力計を確認しながら安全に脱あつすることができます。
・複数台仕様の場合N2排気を1台目からリレー方式で連結できますので個別に配管する必要がありません。*3
安全対策
1.動作状態をランプ表示することによりご操作を防止します。
2.圧力計により缶内の圧力を確認できます。
3.安全弁により過加圧を防止します。
4.注射針用収納カバーにより針と人体の接触を防止します。
5.加圧ソースの圧力低下(ボンベ空等)ランプにより、ソース圧力不足をお知らせします。(圧力不足の場合装置は作動しません。)
*1 配管内の大気と接触する部分の残液
*2 タイマーによる分注量は缶内圧力や残量などの条件により変動します。
*3 サブ画像参照:N2,ベントラインの接続(背面)
項目 | データ |
---|---|
使用容器 | キャニスター缶 |
薬液供給方式 | 加圧供給(0.18MPa以下) |
操作 | 手動スイッチ |
容器空検知 | なし |
配管材料 | 接合部SUS316,ふっ素樹脂 |
ユーティリティ | 制御部:不活性ガスまたはCDA 送液ガス:不活性ガス(N2,Ar等) 排気:溶剤系 |
接続取り合い | 液:SUS316 1/8” ガス:SUS316 1/4” 排気:SUS304 1/4” (すべて二重くい込み継手式) |
外形寸法・重量 (仕様変更による変動有り) | W170XH270XD280mm 約9Kg |